てからでまかせ帳

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お歳暮だうんろーど、暦2015

2014/12/23(Tue) 16:56


お歳暮だうんろーど、暦2015



カレンダーをまともにめくれないタイプの私たち人類にもご安心のオールマンス一体型。データはA4くらいの画素スケールで、自宅のプリンターで出力するとトイレに貼るくらいが色んな意味でちょうどいい感じのカレンダーになります。




に染まったこの俺を慰める奴はもういない」 ← ダ ウ ン ロ ー ド す る

合言葉は “kurenai”



するために生まれてきたの」 ← ダ ウ ン ロ ー ド す る

合言葉は “sexy”



  



 
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月下のテニスコーツと宵闇の市と私。

2014/10/11(Sat) 16:15


目に見えないものがそこにはありました。


そこにいた人たちがきっと一同にそれを感じた夜でした。


言葉にならないなりに言葉にしてみよう、と。


年下のわたしがいうのもなんだけれどさやさんはすごくかわいい人です。お堂にお尻をむけてうたうことをとても気にして、まずさいしょにていねいにお参りをされて。ライブの前には宵闇の市をゆっくりみてまわり髪を切ったり集まった人たちと気さくに話をしながらお買い物してあるくさやさん。ライブではおぼろ月あかりの庭をはだしでうたい歩く姿は小さな女の子みたいにも見えました。少し冷えたやわらかい風がたいまつの火を揺らして、金色の葉っぱが降って、さやさんのうたと言葉、表情のうつろい。すべてが儚くいとおしく、胸に焼きつけるように。


髭と髪がうんとのびたたかしさんの煙草をふかす姿はワイルドでかっこよくて「たましい」のコーラスは獣の雄叫びみたいだった。ライブがおわってすぐにとてもすてきだったと伝えにいくと「テキトーっすよ」って笑うたかしさん、たまらなくしびれた。(そのあと、道具入れのバケツをずっと灰皿と間違えていたり、ピクニックシートに寝そべってビールをこぼして共演のサコウくんのギターにかかってヒイィーってなってる私を尻目に「おれのビールが~」って言ったりして、本当にテキトーでした。たかしさん大好き。)


わたしのとりわけ好きな曲「嗚咽と歓喜の名乗り歌」をおねだりしたら「最近ぜんぜんやってないな、サウンドチェックでちょっとやろうか」という感じで、わたしは会場のセッティングをしながらそわそわ。聞き耳をたてる。あれ、やらないで終わっちゃった。忘れちゃったのかな。と思ったら本番でやってくれた。CDともYoutubeに上がってるライブとも違うアレンジで。さやさんは、ある詩をはさんでいた。その詩はさやさんと音楽の境目が存在しないことを示してた。さやさんの言葉は感覚のままのかたちをしている。ときおり文章になっていない。それがとても不思議で、頭ではないどこか深くにとどく。説明のつかないテニスコーツの魔法だ。わたしはずっと泣きそうだったけど泣いたあとの顔で人と話すのがはずかしいからぎゅっと、我慢。


今回のテニスコーツ企画、自分なりのフルでサポートできてほんとによかった。一緒にやろうと誘ってくれた主催のマキくんに感謝。いつもライブ企画をしてくれている人にもリスペクトが沸いたり。告知のときに「いい音楽はふらりと聴きにいくが何よりのこと」みたいなことを書いたけど、終わってみたいまに思うこと。“テニスコーツがくる”ということ以外まっさらなところから右往左往しながら構成してゆき(場所決めに難航してめげかけていたときもマキくんはどんと構えていたので右往左往していたのは私だけかもしれない)たくさんの人の力が集まって実現したあの夜。月並みの表現ですが、そこを経てたどり着いたあの風景は100%のしあわせそのものでした。


最高の舞台を提供してくださった泰勝寺のみなさま、繋いでくれた坂口恭平くん、ひとつ返事でお店を出しに来てくれた宵闇の市のみんな。共演のオファーに乗ってくれたサコウリョーマくんにGIFTさん。音響機材を持って駆けつけてくれたぼうまくん。受け付けをやってくれたナギサさん。打ち上げさせていただいたzazaさん。一番のたより、マキくん。テニスコーツのさやさんにたかしさん。誘いにのってくれたすべてのみなさまと、たくさんのカマキリ。


ありがとう。


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「月下のテニスコーツと宵闇の市」

2014/10/03(Fri) 10:09




「月下のテニスコーツと宵闇の市」


テニスコーツ2年ぶりの九州ツアー!
熊本公演は歴史深く自然豊かな泰勝寺にて開催。
前回の早川倉庫に引き続き野うさぎ市プレゼンツによる宵闇の市もドッキング。

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日時:10月10日(金)18時開場 /19時開演

会場:立田自然公園内 泰勝寺跡(熊本市黒髪4-610)

入場料:2500円(宵闇の市で使える500円券付き)
熊大生割引1000円引き!(学生証をお持ち下さい)

演奏:テニスコーツ・サコウリョーマ・GIFT

選曲:DJあの子・POLYPICAL

出店:野うさぎ市プレゼンツによる宵闇の市


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《出店》

嬉 楽 家 * u t a g e
テニスコーツにちなんだスペシャルメニュー!
cowboy丼・嗚咽と歓喜の名乗りショコラ・バイババビンバビスケット・たましいケーキ・きみになりたいハイボール・ハイネケンのピクルス付き・あったかいごぼう茶


ジェラシー食堂
ホットココア、チャイ、ワイン・様々なヤキモチ・秋のプレート夕ご飯

ZOO
パン・お菓子

しそにぬ by nelco
自家焙煎コーヒー・朝ごはんのお供・布雑貨

よねや
光りそうなもの(光らないかもしれない)

ポアンカレ書店
古本

MAGARI美容院
星空ヘアカット・ヘアアクセサリー・栗の渋皮煮

ソノダノア
紙もの・歯のアクセサリー

めだかや。
タイ古式マッサージ

etc...


《出演者プロフィール》



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テニスコーツ Tenniscoats

さやと植野隆司により1996年から始まる。国内外のミュージシャンとコラボレーションし、日本・アメリカ・イギリス・スウェーデン・オーストラリアなどでアルバム制作、リリース、ツアーを行う。曲、アルバムは多数でライヴで演奏されているがまだ発表されてないものも多い。2014年、国東半島に滞在し自ら撮影を行ったシリーズを国東現像.jpにて発表。また、NHKの子供番組「シャキーン」で新曲『パシャリータ』放映。6月に六本木のスーパーデラックスにて『1週間テニスコーツ』を行った。

www.tenniscoats.com

IMG_0431.jpg
サコウリョーマ

鹿児島で活動する若きSSW。ある日、いつものようにsoundcloudを徘徊している時に音源を見つけ、今時フォークトロニカ?と訝しげに思いながらもその音を聴いてみると宇宙的なギターの響きと繊細な唄声がまるで星屑のように飛び出した。例えばこの過剰なリバーブ感。密室的でありながら何処までも広がっていくようなイメージはアンビエントワークス期のエイフェックス・ツインをも連想させる。でもここに溢れる言葉とメロディは紛うことなき「うた」。何処の国でもない彼自身の宇宙から生まれる「フォークソング」である。熊本では恐らく初めてのライブ。新世代の恐るべき才能を皆さんにも見届けてもらいたい。(DJ POLYPICAL談)

http://ryomasakou.jimdo.com/


gift.jpg
gift

様々なバンドを経て2012年より熊本にてソロ活動開始。ジャンルを忘れてしまった音楽を製作。
2014年日本のelement perspectiveやスペインのKraftoptical recordingよりEPをリリース。
現在アルバム製作中。

https://soundcloud.com/gift-7


《選曲》
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POLYPICAL

ポリリズム+トロピカル=永久楽園機関。BPMを無限に加速させ、音のその先へと誘う異常にトランシーなプレイは静かな話題を呼んでいる。かつて某エコビレッジではハコ番DJも務め最初期にして初のオリジナル住人でもあった。その場の雰囲気に合わせたラウンジーなプレイにも定評がある。

http://djpolypical.blog.fc2.com


djanokofixed.jpg
DJあの子

音楽を空想ごしにこじらせたサッドハッピーちゃんぽんセレクター。
不定形なスタイル、不安定なスキル。DJの部分が苗字になります。


予約・お問い合わせ→ newsaihate@gmail.com(真木)





     
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頭で理解できることに価値はない

2013/06/24(Mon) 00:50
IMG_2703.jpg


フランスパンはどんどん固くなるし、グラスの紫陽花も枯れる

シャツの青は褪めるし、髪を切るとヘアクリップは用無しになった

住んでいたアパートのドアの色を忘れ、窓から見える空の形すら思い出せなくなっていたりして



ものごとはときに足早に、ときに少し腰を据えて



ただ通り過ぎてゆくかのようにみえる



窓枠に腰掛けすすけた壁に詩を書いて

ぬるいバニラシェイクとピスタチオの殻をソファテーブルに残したまま

プランターの花をいくらか摘んでゆくようにしてやがてあたりは静かになる



あらゆるものは永続しないという仮定線上にたって



99%うすらもやがかっているうちの1%をものすごい鮮明さで感知したら



そんなときどうするかなんてきまってる





IMG_3292.jpg




“頭で理解できることに価値はない”


そう私に耳打ちするのは、ウディアレン









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葬式はパレード

2013/05/11(Sat) 00:06
fc2blog_20130509123110c14.jpg

わたしのおじいちゃんは常吉というイカした名前で髪は真珠色、とてつもなく寡黙な人だった。

常吉じいちゃんには少し変わった趣味があり、チラシや雑誌を切り抜いて空き箱に貼る。

今で言うところのコラージュってやつで素材の組み合わせ方や“間”がとてもエキセントリックだった。

親戚家族は「またおじいちゃんがおかしなのつくってら」って言ったけれど

私はいつも常吉じいちゃんの箱を見るたびに興奮していた。

常吉じいちゃんは子供のわたしにぺらぺら喋ることもなく黙って切り貼りをして私もまた黙ってそれを見ていた。

部屋中に溢れていた箱は常吉じいちゃんが風邪で亡くなった折に全部処分されてしまった。

どこを探したって売っていない常吉じいちゃんのとくべつな箱がひとつも残っていないなんてわたしにはどうにも理解できず

「じいちゃんの箱が欲しかった」と泣いた。

常吉じいちゃんは私にはじめて“人は死ぬ”ということを教えてくれた人でもある。

棺桶に常吉じいちゃんの髪とおんなじ白のお花と手紙を入れた。

母が常吉じいちゃんを見て優しい顔で泣いているのを見た。

お葬式はパレードだった。

骨になった常吉じいちゃんを先頭にして小銭やお菓子を道にばらまきながら親戚みんなでお寺まで練り歩いた。

私と妹はばらまかれた小銭を拾いながら歩き、パレード終着のお寺横の駄菓子屋で景気良く散財した。


(のちにこれを“撒き銭”といって東北北関東のごく一部の地域で伝わる風習だと知る)






忘れてゆくことにまつわる映画を観たのでこうして書いて確かに在ったいつかのことを思い出してみるのでした。



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